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目的をしっかり定め、じっくり待とう

2018年の年末は、日中貿易摩擦が激化するのではないか等々の憶測が世界の株式市場に伝播して、株価が乱高下する事態となりました。

 

自分年金つくりに乗り出した人の中には、ハラハラどきどきでクリスマスどころではないのでは・・・と心配しておりました。

長期投資20年選手とて、心中穏やかではありません。気分のいいものではありません。ただ、こういう状況には耐性ができたのか、これまでコツコツ積み上げてきた投資信託などを売却しようとは思いませんでした。それどころか、2割以上下がってきたところからは、預金に滞留していた余裕資金で新たに投資信託を購入しております。


私達の毎日の暮らしを豊かで安全なものにしてくれるモノやサービスを提供してくれている企業活動は、日々留まることなく続いています。
株式は、そういう企業の経済活動とは分離された「市場」で売買されるので、そこに参加している人々が抱く恐怖や歓喜、憶測等によって乱高下することになります。

そもそも私達が始めた投資信託のコツコツ毎月積立による自分年金作りは、企業活動の拡大に乗っかって、地道に積み上げていこうと始めたもの。
だから企業活動とは離れた「株式市場」で繰り広げられる株価の乱高下に一喜一憂して振り回されることはないのです。むしろ、買いたかったモノの値段が下がってバーゲンセールになった状態なら、迷わず購入しておくチャッカリ行動ができれば、自分年金作りにも拍車がかかるというものです。

まだまだ2019年は始まったばかり。今後も株価は乱高下することでしょう。しっかりと投資した最終目的を心にとめて、凛としてこの機を過ごしていきましょう!